再生医療分野-顎骨再生

■「骨髄由来間葉系細胞による顎骨再生療法の評価と臨床展開」  研究分野-歯科口腔外科

【研究概要】

外傷や腫瘍や手術等により残りの顎の骨の高さが10mm以下で、かつ歯が4本程度以上ない状態の顎骨欠損を生じた患者は、咀嚼・嚥下障害や審美障害によって、QOLが著しく下がります。そのため顎骨欠損に対する革新的な治療法の開発が待ち望まれています。本事業では名古屋大学のこれまでの実績を踏まえて、大規模な骨欠損に対して骨髄由来間葉系細胞(以下、BMSC)を使った組織工学的手法による顎骨再生医療を先進医療Bによる臨床試験として実施しています(再生医療安全性確保法にも基づいて実施しています)。本臨床試験では、細胞移植をしない対照群をおくことにより、BMSCの添加の有無による有効性及び安全性を評価します。また、移植するBMSCや再生した骨の評価をすることで、本治療法に用いたBMSCの規格と効果との関係を模索していきます。

 2017年11月現在で、1例の患者に細胞移植を行っていますが、骨再生が確認されており、また、安全性上の問題は認められていません。

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【歯科口腔外科URL】
https://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical_J/laboratory/clinical-med/head-neck/maxillofacial-surgery/

【厚生労働省HP】
先進医療の概要については、以下のURLを参照して下さい。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html
(先進医療技術名:骨髄由来間葉系細胞による顎骨再生療法)